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死が終わりではない
~次生に備えた衣装替え~
ほんぶしんでは、人の死を「出直し」と言います。
これは「死んだ後、再びこの世に生まれかわる」
という意味です。
御神言に
『人間というは、ただー代と思うてはならん。
一代というやない。同じ生まれかわりある、
生まれかわりある』
とありますように、人は生まれかわりを繰り返します。
死が、すべての終わりではなく、心の訓育の中休み
なのです。身体は死んでも、我々の本質である霊魂は、
なくなりません。
死ぬことによって、「借物」である身体は、いったん
返しますが、その後、新しい境遇の中で、新しい身体を
与えられ、再びこの世に再生してきます。
これは、ちょうど、古くなった着物を脱ぎ、
新しい着物に着替えるようなものです。
新しい着物に着替えて、前世からの心の訓育の続き道を
歩んでいくのであります。
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